大阪・深夜・つけ麺

確かにＵさんが仰られる通り、ラーメンから麺とスープを分けただけのつけ麺を出される店舗も一部存在します。
しかし、つけ麺はラーメンよりも太い麺(中太麺〜太麺)を使用しているのが一般的です。
中にはうどんぐらいの太さの極太麺を扱うお店も存在します。
そして特につけ麺で一般的な「ひやもり」は麺を冷水で凍めているので、麺のコシを楽しむことが出来るのです。
麺が伸びる心配もありません。

つけ麺スープは麺にちゃんと絡むよう、ラーメンに比べて濃い場合が多いです。
つけ麺の取扱いがあるラーメン屋さんでは、コストパフォーマンスの面から、つけ麺の濃いスープを割ってラーメンに流用する場合が多いと言われています。

はい、つけ麺だけを扱う専門店は比較的少ないですが、深夜の時間帯にもつけ麺を扱うラーメン屋さんは大阪府内に沢山あります。

店内に掲示されていたり口頭で伝えられる、お店が推奨する食べ方が優先です。
しかし一般的には和蕎麦の食べ方に似ています。

麺を数本そのまま食べて、風味を楽しみます。
先に麺をスープに浸けてしまうと、スープの味で麺の美味しさを感じにくくなりますからね。

麺の上にチャーシューやメンマ、煮玉子等が乗っていればスープに投入します。

食べやすい量の麺をスープに浸けますが、麺をスープ皿に放り込むのではなく、麺を箸で摘まんだまま半分ぐらい浸けましょう。
こうすることで、麺の美味しさとスープの美味しさを両方味わうことが出来るとされています。

食べ終わったら、スープ割りでスープを割って飲みましょう。
※スープ割りが無い店舗もあります。

はい、あくまで一般的な食べ方なので好きな食べ方をされるのがよろしいかと思います。
私も麺が非常に美味しいお店では、半分ぐらい麺をそのまま食べますし、スープの濃度によって麺を浸ける面積を調節しています。

Ｔさんが仰られる通り、つけ麺はラーメンと違って冷たい麺をスープに投入することによってスープが冷めやすくなるという弱点があります。
私自身は、あまりスープが冷めることを気にしませんが、つけ麺嫌いな方の中には気になる人もいらっしゃいますね。

一部の店舗ではレンジや鍋で温め直してくれたり、焼き石をスープに投入してくれる所もあります。
スープを冷めにくくする為に、熱い麺を出してくれる「あつもり」のオーダーが可能な店舗も存在します。

Uさんがどのつけ麺を食べたら良いか迷う気持ち…私にもよくわかります。
もしUさんがラーメン好きならば、お好きなラーメンの味と同じ種類のつけ麺を食べてみてはいかがでしょうか。
例えば塩ラーメンが好きなら、塩つけ麺を選ぶとか。

もしラーメンをあまり食べない方であれば、豚骨ベースのスープを使ったつけ麺が入門者さんにオススメです。
例えば豚骨、豚骨醤油、魚介豚骨等。

もしUさんが豚骨ベースのつけ麺を気に入られたのならば、次は醤油ベースが良いかと思います。
そこから広がるつけ麺道の奥深さを探求して、また豚骨ベースに原点回帰して…つけ麺道は険しいですが、美味しい珠玉の一杯を見つける為にUさんも頑張ってください。

惜しい！魚粉（ぎょふん）と読みます。

Kさん、その日は不運でしたねｗｗｗ

お店の規模にもよりますが、手間暇かかるスープのラーメンやつけ麺を作られる店舗では、その美味しさと引き換えに頑張っても作れる数量が限られているようです。
定かではありませんが、Kさんの行ったつけ麺屋さんはスープが完売した為に早く店を閉じた可能性があります。

お店によっては、必ず閉店時間まで営業しているとは思わず、閉店時間まで開いてたらラッキーという心構えで臨みましょう。
どうしてもそこのつけ麺屋さんでつけ麺を食べたいのであれば、もっと早い時間に行かれるか、平日の深夜に行かれるのが良いかもしれませんね。

つけ麺のグラム数表示がある店舗では大半茹でる前の乾燥重量で表記されています。
並盛２００グラム、中盛３００グラム、大盛４００グラムの分量でつけ麺を提供される店舗が多いです。
中には大盛り４００グラムを超えるつけ麺を提供する店舗も存在します。

小食のHさんには並盛２００グラムがよろしいかと思います。
もしＨさんが並盛２００グラムでも多いと感じられるなら、一部１５０グラム前後で小盛りのつけ麺を出される店舗もございます。

普通の量を希望されるＳさんには、普通３００グラムがよろしいかと思います。

沢山食べられるＭさんは大盛４００グラムのつけ麺をオーダーされるのが良いと思います。

私が知る限り、１�sのつけ麺を出される店舗があります。
凄い量です。
食べきれる自信があれば、Ｍさんの旦那様も挑戦されてみてはいかがでしょうか。

Ｎさん申し訳ありません。
地球の重量を超えるつけ麺を出せる店舗は存じ上げておりません。

不公平だと思う気持ちよくわかります。
しかし、つけ麺の麺は一般的にラーメンと違って中太〜太麺、あるいは極太麺を使用している為、ラーメンで使用している細麺〜中細麺に比べてどうしても湯がくのに時間がかかってしまうのです。

ゆで麺機（麺を湯がく機械）１つにつき、一度に湯がくことが出来る麺は５つ前後が一般的なので、つけ麺のように湯がく時間がラーメンよりも長い麺で替え玉が出来るようにすると回転率が悪くなってお客さんへラーメンやつけ麺を提供するのに支障が出てしまうのです。

中にはつけ麺でも替え玉を行っている店舗は少数あります。

しかし大多数がつけ麺で替え玉が出来ない店舗ばかりなので、オーダーする時にどれだけの量を食べるか慎重に考えた上で選ばれることをオススメします。
替え玉が出来ない店舗はメニューに記載されております。

麺の量を選ぶ基準は、ひとつ前のQ＆A「麺の量について。」を参照いただくのが良いと思います。